ロボット教育ブロックIQKEYパーツ図鑑④【モーターカプセル】の性質や利用例を紹介します。実験クイズもあるよ!
今回のIQKEYパーツ図鑑は【モーターカプセル】
モーターカプセルの役割、特徴、原理を紹介していきます!最後はモータークイズ!最後まで読んでくださいね。
ロボット教育ブロックIQKEYパーツ図鑑④
【モーターカプセル】
学習玩具IQKEYのパーツは40種類。その中でも、他の知育玩具には無い、大きな特徴でもある。モーターカプセル。モーターカプセルはIQKEYの心臓です。役割はもちろん回転です。IQKEYでは、回転することは、もちろん、この回転を往復運動に変えたり、光や風力に変えたりすることができます。
モーターは私たちの身の回りでどう利用されているのか・・・きりがないです。ありとあらゆるところで使われています。使われてないものを探した方が早い気がします。
これがモーターカプセルです!カプセルの中にモーターが入っていますね!皆さんは、モーターがなんで回るのか知っていますか?モーターが回るためには、あるものが必要。それは電力です。電池をちゃんと繋がないと回りません。
電池による電力 → 回転!
どうですか?納得できますか?
「なんで電力が回転になるの?」と疑問に思った人は素晴らしいです!「当たり前なことを当たり前と思わず、疑ってみる」という姿勢は、とっても大切なことです。電力と回転の間に何か色々ありそうですね。
図を使って考えていきましょう。この図に電力ではない ”○力” の存在に気づきましたか?そうです、磁力です。磁石が入っていますね。
証拠はこちら
電池による電力 + 磁力 → 回転!
まだ納得できませんね。それでは次の気づきはなんでしょう。
そうです、なにかがグルグル巻いてあります。導線がたくさんグルグル巻いてありますね。導線(電気を流すことができる糸状の金属)をたくさん巻いたものを”コイル(グルグルという意味の英語)”と言います。
実は、このコイルに電気を流すと名前が変わります。
レアコイル!
出展:ポケモンGO公式サイト
ブーーー。違います。その名前は電磁石です。なんと!導線に電気を流すと、磁石のように磁力を持つのです。すごい!なんで?と思った人は、将来、ぜひ研究してください。現在、まだはっきりと解明されていないそうです。解明すれば、地球自体が大きな磁石であることも同時に証明されるらしいです。目指せ!ノーベル賞!
電池による電力 + コイル → 電磁石に進化!
電磁石が持つ磁力 ⇄ 磁力 → 回転!
“電磁石が持つ磁力”と”コイルの周りの磁石が持つ磁力”の2つの磁力が引き合ったり反発しあったりしているのですね。あとは、この引き合ったり反発しあったりしている力をどう回転に繋げるか。それは、「整流子という画期的なシステム」によって実現されます。次の機会に紹介しますね。お楽しみに!
昔の研究者たちも開発には、とても苦労したみたいです。でも楽しそう!その時代に行って、一緒に研究したい!と思うのは私だけでしょうか。彼らの研究がなかったら、もしモーターがこの世になかったら・・・
本当に皆さんありがとうございました!
最後にモータークイズ2問!!
ここまでの内容をちゃんと読んでいればわかるはず!
Q1:電池、プロペラ付きモーター、豆電球が直列につながっています。豆電球をソケットからゆるめると、豆電球は消えてしまいますが、プロペラの回転はどうなるでしょうか。
①早く回る ②変わらない ③おそく回る
④止まる ⑤すごく早く回ってモーターから外れる
Q2:電池、プロペラ付きモーター、豆電球が直列につながっています。プロペラの回転を手で止めると豆電球はどうなるでしょうか。
①明るくなる ②変わらない
③暗くなる ④消える
⑤パッと明るくなり明るくなり、すぐ消える
ちなみに
この実験は、IQKEY PERFECT1000、IQKEY ADVANCE1200内のパーツで行いました。
IQKEYは、このようにギアだけじゃなく電気、豆電球、モーターの実験が手軽にできるんです!
自由研究にもなりますね!ぜひ、ご家族で一緒に物理実験にチャレンジしてはいかがでしょうか!