ロボット学習ブロックIQKEYパーツ図鑑②【クラウンギアカプセル】の性質や利用例を紹介します。
今回のIQKEYパーツ図鑑は【クラウンギアカプセル】
クラウンギアの役割や特徴、そして私たちのまわりでどのように使われているかを紹介していきます!
ロボット学習ブロックIQKEYパーツ図鑑②
【クラウンギアカプセル】
学習玩具IQKEYのパーツは40種類。その中でも、他の知育玩具には無い、大きな特徴でもある。透明ギアカプセル。IQKEYには透明ギアカプセルが4種類入っていて、それぞれ役割が違います。
上のうち、どれがクラウンギアでしょう?ヒント:クラウン=crown=王冠=
前回、紹介したギアは左から2番目のウォ—ムギアでしたね。
これがクラウンギアです!王冠みたいなかたちですね!ということで答えは右から2番目!
クラウンギアにはどんな性質があるのでしょうか?
クラウンギアはいろいろな所に使われているんですね。
これらに共通していることは、「回転を垂直方向(90°)に変換する」こと。
例えば、かき氷機は横のハンドルをまわすと氷が回転して下についている刃で氷が削れて、かき氷ができます。なぜこのような構造にする必要があるのでしょうか?
上から回転させようとすると装置が上に大きくなってしまい、回しづらいですね。だから、電動のかき氷機にはクラウンギアはほとんど使われてません。かき氷を作る人のことを考えた設計なんですね。やっぱり昔の人はすごい!
自動車にもつかわれてます。よくよく考えてみると・・・エンジンは1つしかないのに、タイヤが四つとも同じ方向に回るのはなぜだろう?と思いませんか?
いま、再ブームが起こっているミニ四駆をやったことがある人はわかりますよね?ミニ四駆もちろんクラウンギアを使ってます。回転を垂直方向に変換することでタイヤを4つ同時に同じ回転数で同じ方向に回すことができるのです。
IQKEYにはこのクラウンギアを利用したクラウンギアカプセルが入っています。
このギアをモーターにつなげると、タイヤの回転方向を自由自在に変えることができます。ただまっすぐ走るだけじゃなく、その場で回転したり、IQKEYでかき氷機が作れるかも!?
是非、チャレンジしてみてください!